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2008年12月 のアーカイブ

無駄学

12月 28, 2008 工作員 コメントは受け付けていません

「無駄学」 西成活裕著 新潮選書

前半部分、「無駄」ということへの鋭い切り口に感動。渋滞の科学的分析など西成先生の研究領域に魅かれました。後段については、読者によっていろいろ意見も分かれるようですが、なるほどトヨタ生産方式はこういうことなんだと改めて認識することができました。郵便事業における不適合に触れたくだりには笑いました。経済成長否定の御持論展開については工作員はあまりにも不案内にすぎるので、よくわかりませんでした。本の中で紹介されている参考図書あたりで予習してきます。m(__)m

カテゴリー:書評

12月24日の出来事など

12月 25, 2008 工作員 コメントは受け付けていません

GMACが銀行持ち株会社へ移行することをFRBが承認したという報道。これはクリスマスプレゼントですね。これによって、GMの法的整理の金融への直接波及の影響度を減殺する防波堤が一つできたことになります。GMACへのエクスポージャーが大きい金融機関においても、わずかながら不安度が減少したのでしょうか。

渡辺喜美先生が、野党提出の解散決議に賛成の意思表示をされました。あの議場の中で一人起立するのは非常に目立ちますから、結構度胸が必要です。が、起立している先生の眼はキラキラしてました。「いくぜぃ!」という御覚悟の表れでしょうか。結局党内処分として二番目に軽い「戒告」で事態の矮小化と早期収拾を図った党執行部も、ここで虎を野に放つのはマズイと判断したということなのでしょうか。「肩透かしですね」という渡辺先生の感想、同感です。ぜひ、頓珍漢なM党に合流することなく、本格的な政界再編に取り組んでほしいと思います。

カテゴリー:雑感

12月21日付日経記事 中小企業再生機構法案?

12月 24, 2008 工作員 コメントは受け付けていません

しばらく前の記事。「民主党は中小企業の経営再建を支援する新機構設置を盛った中小企業再生機構法案の素案をまとめた。。」 似たような案がちょっと前にあったような気がしますが、中小企業基盤整備機構等等との制度重複についての民主党先生方からの鋭いご指摘等により実質頓挫していたような記憶がかすかに。。同じ議論が党内から起こらなかったのでしょうか。藁藁。周回遅れですね。

「法案は現行の産業再生機構の支援申請の際に必要だった金融機関の連名を不要とし、申請件数の増加を目指す。」とされていますが、破綻に瀕した企業体の実質的な意思決定権限は債権者に移っているのでしょうから、この建付けでは実効性を伴いません。結局、「やってます」との状況証拠づくりってことでしょうか?

議論の焦点はそこじゃない気がします。渡辺元行政改革担当大臣が民主党の解散決議に賛同したりして、いよいよ再編が起こるのでしょうか。年明けがミモノです。

カテゴリー:雑感

ISDAの実効性の全否定??

12月 24, 2008 工作員 コメントは受け付けていません

LEHMAN BROTHERSが破綻し、各国で破綻プロセスが進行しているようですが、その中で各種デリバティブ取引の大前提としてされているISDAの実効性が問われているようです。ちなみに日本の管轄裁判所たる東京地裁民事20部、申立代理人である大江橋法律事務所ならびに、監督委員である多比羅先生は、債権認否手続において、ISDA契約の全否定を前提に立論されているのではないか、との噂を耳にします。え~((+_+))、大丈夫かいな。そんなことしたら、せっかく、信用秩序の崩壊阻止に各国政府が血税はたいているのに、まったくの垂れ流しです。藁藁。ま、司法は独立しているとはいえ、いいんですかね。だれか、金融当局系の御専門の先生方におかれては、ご進講あらせられたほうがいいのではないか、等と一般人は不安を感じてしまいます。

カテゴリー:雑感

水の未来-世界の川が干上がるとき あるいは人類最大の環境問題-

12月 19, 2008 工作員 コメントは受け付けていません

「水の未来-世界の川が干上がるとき あるいは人類最大の環境問題-」 フレッド・ピアス/著 古草秀子/訳 日経BP社

ひとの存在こそが諸悪の根源ではないのかと思ってしまいそうな。。事例多数で説得力。さて、それじゃどうします?日本には水資源は豊富です。なにかできるんじゃないか?金だけ提供しておすきに使ってください、という時はすでに過ぎ去りつつあるように思います。

カテゴリー:書評

ケインズの闘い-哲学・政治・経済学・芸術-

12月 19, 2008 工作員 コメントは受け付けていません

「ケインズの闘い-哲学・政治・経済学・芸術-」 ジル・ドスタレール/〔著〕 鍋島直樹/監訳 小峯敦/監訳 山田鋭夫/〔ほか〕訳  藤原書店

ケインズの伝記としてトライ。経済学者というより、政治家・実務家としてすぐれていた人物なんですね。既存の理論的美しさよりも、実態面での実効性こそが今の世においても重要なんだなぁと感じながら読みました。いまも「ケインズ」のような政治家・実務家が要りますね。ちょっと分厚かったです。涙。

カテゴリー:書評

【コラム】景気後退こそチャンス!5つの分野に賭ける-M・リン

12月 18, 2008 工作員 コメントは受け付けていません
 
12月16日(ブルームバーグ):世界経済がリセッション(景気後退)に陥るということはもう既定の事実となり、問題はその長さと深さだけだ。1970年代並みか、それとも30年代並みか。しかし、業績が悪いからといって企業が活動を完全に止めてしまうわけではない。植物が冬の間に再生するように、経済も長い収縮期の間に新しい成長の芽を育む。

  30年代には家電やプラスチックという新しい産業が生まれた。波乱の70 年代の半ばにはパソコン産業が興り、マイクロソフトやアップルが誕生した。

  当時も、原油高とインフレ、株価下落に見舞われ景気は暗かった。そんな時代だったが、ビル・ゲイツ氏やスティーブ・ジョブズ氏は新しいビジネスを立ち上げた。2020年代、30年代の巨人を生むために必要なアイデアと強い意志を持った若者が、今の時代にもいるはずだ。

  ハーバード・ビジネス・スクールのトム・ニコラス准教授は、コンサルティング会社マッキンゼーの季刊論文誌「マッキンゼー・クォータリー」最新号で、1930年代は創意工夫と実験の時代だったとして、「資金と頭脳のある会社にとって、景気後退期は大きな戦略的機会であることを歴史が示している」と書いた。

  今回のリセッションで経営者、起業家、投資家は、そのような機会をどこに探せばよいだろう。幾つかの分野を挙げてみよう。

現地生産、金融、高齢化

◎現地生産:

地球温暖化について心配しなければならないときに、オーストラリアで掘り出した原材料を中国の工場に運び、完成した製品を欧州や米国に輸送するのが合理的だろうか。食料もそうだ。英国やドイツで冬季に野菜を栽培する技術を開発する方が、アフリカから空輸するより賢明なのではないか。起業家はグローバル化を再発明する必要がある。さまざまなモノを消費地で生産しながら、それでも低価格で提供することはできないだろうか。

◎金融:

過去20年の間に発展した銀行システムは修理しようがないほどに壊れてしまったようだ。しかし、貯金したり金を借りたりする需要がなくなるわけではない。余っている人や国から、不足している人や国へと安全に資金を流れさせる仕組みが必要だ。このような金融仲介機能を、かつては多様な機関が担っていた。英国の建築相互組合もそうだし、信用組合、貯蓄・貸し付け連合、協同組合などもある。金融は国際資本市場で活躍する世界的な銀行の専売特許ではない。新規参入の余地も、新しい事業形態を開発する余地もある。こうしたモデルを開発した起業家は成功するだろう。

◎高齢化:

ベビーブーマーたちは老い始めている。高齢者は若い世代の助けを必要とする。欧州の多くの国では人口高齢化が進む一方で、出生率の高い国も多い。これらの高齢者と若者が出会う仕組みが必要だ。若い人が欧州に移住するのもよいし、高齢者が若者の多い国に移り住んでもよいかもしれない。いずれにしても、高齢者介護の新しい仕組みは巨大な成長産業となるだろう。

テクノロジー、出版

◎テクノロジー:

画期的な新技術は景気後退期に生まれる傾向がある。あまり大きな初期資金がいらない場合が多いからだろう。創業時のマイクロソフトに誰かが巨額の出資をしたわけではない。最先端の技術はどこにあるのだろう。バイオテクノロジーはこれまでのところ、期待されたほどの成果を出していないが、コンピューター技術と組み合わせれば多数の新製品や産業が生まれるのではないだろうか。

◎出版:

紙の書籍は500年以上存在し、少なくとも数世紀前から不要になると予言されているにもかかわらず、今も健在だ。本がなくなることはない。ただ、進化するかもしれない。電子書籍は大きくブレークする可能性がある。技術の普及に伴い、新しいタイプの物語が生まれるだろう。エピソードから成り小さく区切られた物語、共同作業によって誕生する物語かもしれない。これをうまくつかんだ出版社は、全く新しい産業を創り出すことになる。

  過去の例を見る限り、次の数十年を支配する新しい企業や産業が、今後3、4年の間に生まれる可能性が高い。リセッションはすべてを白紙に戻す。新しい起業家のための場所と資源を空けてくれる。景気をめぐる向こう数カ月のニュースは暗いだろうが、凍りついた大地の下には春の新芽が育っていることを思い出そう。見つけるのは難しいが、早くに目を付けた人は一財産を築ける。(マシュー・リン)

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恐ろしいデマ

12月 17, 2008 工作員 コメントは受け付けていません

どこかの国では、某宗教団体では、今回経済対策として検討されている定額給付金をお布施とするという方針が浸透しているというデマ。で、同対策実施と同時に非課税収入が同団体に数千億円単位で転がり込むという方程式が成立しているというお話。ほんまかいな、ほんとだったら凄いです。もしその団体が政党を持っていたと仮定して、さらにその政党が、亡国の政権維持のキャスティングボートをもっていたと二重仮定したとしたら、その国の政権が検討する当該経済対策は、なんだか思い切りモラルハザードというか、その国の国民に対する背信行為なんじゃないか、と真剣に思ってしまいますが、まさか、そんなことはないですよね~、マンガ宰相さま?真面目な一国民としてはデマだと信じたいです。

それにしても、亡国野党の緊急雇用対策構想は「人道的見地」なのだそうです。こういう場合に「人道」って言葉使うのおかしくないですか?なんだかものすごく違和感を感じました。公費で利権をむさぼり、テカテカと脂が光った顔をして「人道」などとホザカナイデほしいです。人の弱みに付け込んで私腹を肥やす輩どもこそが非人道的なんじゃないですかね~藁藁。人道的見地というひとには「人道」の定義をご教示いただきたいものです。爆

カテゴリー:雑感

まつりばやし♪

12月 17, 2008 工作員 コメントは受け付けていません
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昔、拓銀の「あなたの大切なもの、お預かりします」というCM。BGMがこの「まつりばやし」でした。歌詞は、いまの立ち位置(世の中の流れ)を横目でみつつ聞くと非常に味わい深いものがあります。去りゆく経済秩序の今際の際という感じがしていい感じです。藁藁
カテゴリー:雑感

地底深くに・・嗤

12月 17, 2008 工作員 コメントは受け付けていません

くだらん大企業ごっこにつきあわされるのは泡沫労働者の悲哀でしょうか。。爆。偉ぶることがひとのブランド形成、大物ぶりのイメージづくりにつながるということが、ホモサピエンスの阿呆さ加減を如実に表しているようで、同種族に属する工作員はあほくささにモグラにでもなってしまいたくなります。ま、こういう誰もが殻に閉じこもりたくなる氷河期の入口にあたっては、外で作業している方が阿呆なんでしょうから、凍死もしょうがないのかもしれませんね。藁藁。もっと深くもぐって、あったまります。

カテゴリー:雑感